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東大土木・社会基盤同窓会

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先輩の声

【一度は海外勤務をやってみては】

氏 名: 岡本 章司

所 属: ㈱大林組 シンガポール地下鉄工事事務所勤務
E-mail: shoji@pacific.net.sg
略 歴:
●平成元年3月 土木工学科卒業 (橋梁研)
●平成3年3月 同修士課程修了 (橋梁研)
●平成3年4月 ㈱大林組入社 海外土木第1部配属 ― 海外工事の入札
●平成4年2月 東電千葉工事事務所 ― シールドトンネル工事 : 千葉県
●平成6年5月 本社土木技術第1部 ― シールドトンネル工事の計画、技術開発
●平成7年7月 海外土木第1部 ― 海外工事の入札
●平成7年9月 タケック工事事務所 ― 道路橋工事 : ラオス
●平成9年4月 海外土木第1部 ― 海外工事の入札
●平成9年9月 アダムロード工事事務所 ― 道路橋工事 : シンガポール
●平成10年2月 シンガポール地下鉄工事事務所 ― 地下鉄駅舎工事 : シンガポール

 入社以来10年弱のうち、5年弱を海外で過ごし、1年半を海外関係の部署で勤務してきました。言い換えれば逆に日本国内での勤務経験が少ないので、国内外の比較は難しいのですが、海外において自分なりに感じたことを書いてみようと思います。

  海外勤務とひとくちに言っても、その内容は国によりまたその地方により大きく違います。銀行や商社から海外勤務する場合はそのほとんどが、先進国あるいは発展途上国においても都市部に勤務することになると思いますが、我々建設業界、特に土木工事においては都市部から辺鄙な場所までさまざまです。

 私の場合、先進国に近づきつつあるシンガポールでも1番の目抜き通りと、発展途上国の中でも遅れていると言っていいラオスで、しかも都市(というよりは町)から100km以上離れた場所での現場勤務を経験しましたが、仕事の上でも生活する上でも大きく、おそらく日本にいる人が想像する以上に違います。生活に関して言えば日本とシンガポールとの違いよりも、シンガポールとラオスとの違いの方がはるかに大きいということはいえます。この違いが海外で暮らす上での辛さにもなり、面白さにも繋がるのだと思いますが、国により、人により、まわりの状況にもよるので一概に"海外は..."ということは言えません。 日本にいても同じだと思いますが、どこに行ったって楽しみは見つけられるし、辛いこともあるに決まってます。考え様によっては日本も海外も似たようなもんです。

 次に、海外に出る時に避けては通れない言葉の問題ですが、英語のことを心配するのはナンセンスです。もちろん出来るにこしたことはありませんが、世界では英語が通じない人の方が多いですし、少なくともアジアにおいては、現地の言葉を話すことは仕事をする上での1つの要素に過ぎません。日本で仕事が出来る人は、まず間違いなく海外でも仕事できます。

 とりとめの無い文章になってしまいましたが、私個人としてはチャンスがあれば一度は海外勤務をやってみる事をすすめます。私がそれなりに勤めてるんですから、そんなに大変なことではないです。